下着屋との出会い
- チナツ ナガハマ
- 2024年12月15日
- 読了時間: 2分
あれは確か、2019年頃。丁度コロナ真っただ中の事だった。
フルタイムで働きっぱなしだった日常が、新型コロナウィルス蔓延をきっかけに、
出勤しなくていい!出勤NGです。の合図が出た。
在宅に切り替えて働くけど、オンラインで確認。業務連絡。
出勤したほうが楽だわーと言う毎日を数か月も過ごした。
なんか、このままでいい?なんか、おかしい。
今までやってきたことと、これからの在り方を考え始めた。
毎日忙しかった私の人生に少し余白が出来た。
一所懸命働いても、こうなる。
出勤しなくても、何とか仕事は回る。
なんら、私が辞めてしまっても、会社はどうにでもなる。
あれ?私何を今まで頑張ったんだろう…
あれ?毎月決まったお給料はもらっているけど、このままでいいの?
いやーーーー。ちがうよーーーー。
やるだけやった、成果報酬がいい!!!
時間が大切!!!
自分の在り方が大切!!!
コロナのおかげでわかった事。
私、結構真面目に人の倍も働いてる。
あれ?その割には自分を大切にしてなかったな。
と気づいちゃったんです。
ちょっと楽しくないことにも、時間を費やしてきた人生を振り返って、
思い切って「楽しい」を集めることにした。
よし。切替切替♪
私の楽しかったこと。ワクワクすること。
それをノートの沢山書き出してみた。
そしてふと頭をよぎった、ワクワクしたこと。
20年前に、血迷って購入したはずの「補整下着」を思い出した。
あれ、良かったかも。またあの下着買いたいな♪
と思った私は、工場へ連絡をした。
時代は、新型コロナウィルス蔓延中。
工場も休業中だった。
はずが、工場長は一人出勤していたようで、わたしの「買いたい」思いに、
電話で丁寧に話をしてくれた。
なんと2時間も話をしていた。
長電話が超絶苦手の私が2時間も!こんなことある?
「わくわくした!」と感じた、不思議な体験が始まった。
そこから、また1年?
やっぱりあの下着が気になるなぁと再度連絡をしてみた。
そこから工場との出会いがスタートした。
>>>つづく
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